Kostnice-blog

中川多理 Tari Nakagawa 【球体関節人形&人形写真】

「幻鳥譚」中川多理 人形展





「幻鳥譚」 中川多理 人形展


2016年9月9日[金]~9月25日[日]

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会期中の金・土・日・祝のみ 金| 12:00~20:00 土日祝| 12:00~19:00
入場料:500円
会場:京都・山科 春秋山荘
京都府京都市山科区安朱稲荷山町6map
TEL:075-501-1989(金12:00~20:00、土日祝12:00~19:00)
★駐車場がございます。お車でのご来場もお待ちしております。




中川多理の創る人形たちを見て僕が、ごく個人的にいつも感じるのは、
あらかじめ“生”の呪縛から解放された存在の“安らぎ”である。
“生”は“肉”と云い換えても良いかもしれない。
 よけいな“肉”が削ぎ落とされた滑らかな皮膚。
それがところどころで骨と融け合って一体化したり、風化して剥き出しの骨だけになったりもしながら、
結果として本来“死”の側に属するものたちの空洞に、あるはずのない仄かな“生”が宿る。
このありようが実に美しく蠱惑的で、なおかつ不思議な“安らぎ”を見る者にもたらす。―ような気がするのだ。 
 そんな中川多理の少女たちと伝説の幻鳥の共演が、今回の個展では見られるという。
そこにどんな“声”を聴き、どんな“物語”を見出すことができるか。―小説家の端くれとしては楽しみでならない。
(綾辻行人)


化鳥棲む山荘は、陵に抱かれた籠り國の清流の側に佇む。
「こもりく」は、懐深い山に囲まれた場所の意で万葉集の枕詞。例えば、
 狂言か妖言や隠国の泊瀬の山に廬せりといふ
山荘は、まさに籠り國山に抱かれていて、山を伝って天智天皇を葬った御陵にも歩いていける。
天智天皇は見えぬ気配の方であったようで、
 青旗の木幡の上をかよふとは目には見れども 直に逢はぬかも
歌に詠まれた。山科のあたりを彷徨したが姿が見えず、ただ薫りだけが残っていたという天智天皇の逸話もある。

ここ山科、春秋山荘のある安朱の籠り國は、気配の場所。
見る者、佇む者たちが、自らに潜在させた魂の形と出会う処なのだ。
中川多理は、山科安朱・春秋山荘に潜在していた彷徨する魂たち(それは生き物と言っても良いかもしれない)と、邂逅してひとがたに化身させる。
どこかに骨の貌が残っている反魂化身。そんな予想を立ててみるが、
山荘に置かれて始めて息をする人形たちだから、今は、気配を想像するしかない。
形あるものが消滅しがちなこの世、春秋山荘で中川多理の人形たちに出会うも一期一会と思し召せ。ぜひに山にお上がり下さい。
(今野裕一)



Special Event

■『田舎医者Paris ver.』倉知可英×中川多理
パリ公演のためにつくられた作品を、一夜限り上演。人形も新作をお披露目!

ダンス:倉知可英
人形:中川多理

9月4日[日]17:00~
料金:前売1500円/当日2000円
ご予約はこちらから>>


■トークイベント/綾辻行人×中川多理
9月11日[日] start17:00

出演:綾辻行人、中川多理
司会:今野裕一
料金:前売1500円/当日2000円
ご予約はこちらから>>


■人形茶会記(にんぎょうさかいき)
一期一会に出会う人、相まみえる人とひとがた。

茶会の日時・場所・道具建て・参加者などを記したものを茶会記という。
茶会に参加した人名を記す場合もある。
古香庵でお客様を迎えるのは、中川多理、江村あるめの新作人形。
人形は縁あると人に招かれてもらわれていく。
会う時は一期一会かもしれず、その刹那を楽としながら、快に遊ぶ京のひととき。

中川多理、江村あるめ/人形(初披露)
相場るい児/茶道具(髑髏・妖怪)

※作家在庵の場合もあり

9月22日[木・祝] start13:00/start15:00
9月25日[日] start13:00/start15:00
各回30分前開場

会費:3,800円 ※茶室古香庵での特別人形展、お茶とお菓子、細見美術館特別展「琳派展18 京の琳派」鑑賞券を含む、小さなおみやげ付き
定員:各回15人(要予約、先着順)
会場:細見美術館 茶室 古香庵(京都市左京区岡崎最勝寺町6-3)
交通:京都市営地下鉄「東山」駅徒歩7分
ご予約はこちらから>>

お問い合わせ▶︎パラボリカ・ビス:03-5835-1180

Facebook 京都・山科 春秋山荘ページ
https://www.facebook.com/syunju.sanso/
Facebook イベントページ(9/22、25)
https://www.facebook.com/events/1765665553645165/



『田舎医者Paris ver.』倉知可英×中川多理


イベント御予約開始いたしました>>
http://www.parabolica-bis.com/SHOP/ev_268.html




春秋山荘でカフカと出会う スペシャルイベント
ダンスパフォーマンス『田舎医者Paris ver.』

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パリ公演のためにつくられた作品を、一夜限り上演。人形も新作をお披露目いたします!
ダンス:倉知可英
人形:中川多理

9月4日[日]start17:00
 
料金:前売1500円/当日2000円

★要予約・料金は前払いとなります。


■ 会場:京都・山科 春秋山荘


「春秋山荘でカフカと出会う」





春秋山荘でカフカと出会う

meeting Kafka at Shunju-Sanso
2016年8月19日[金]〜9月3日[土]★会期中の金、土、日のみopen

※『ローザ』『少年』に続く、カフカ「田舎医者」をモチーフにした新作人形、3体目を発表します。


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世紀を越え、作家たちを刺激してやまないカフカ。
春秋山荘に、カフカに向かう新作が集う。
カフカを見るとき、作家の想う[手]が見えてくる。
●今野裕一


[artists]
■ コイケジュンコ Junko Koike
■ 中川多理 Tari Nakagawa
■ 藤本由紀夫 Yukio Fujimoto
■ 森村泰昌 Yasumasa Morimura
■ 日野まき Maki Hino
■ 山本直彰 Naoaki Yamamoto

★ D a n c e P e r f o r m a n c e
9月4日[日]start17:00 
『田舎医者Paris ver.』倉知可英(dance)中川多理(人形)
パリ公演のためにつくられた作品を、一夜限り上演。人形も新作をお披露目!

近日発売開始。



他、イベント多数開催。

http://www.yaso-peyotl.com/archives/2016/04/kafka_shunjusanso.html



中川多理 個展


🔶秋に開催の個展の日程に変更があります。
🔶9/9(金)OPEN〜9/25(日)CLOSE
🔶9/4(日)のイベントに合わせて新作×1体プレ発表いたします。

詳細は追ってお知らせいたしますので、今暫くお待ちください。(@京都山科・春秋山荘

(※発売中の「幽」誌上で告知させて頂いた日程、また口頭でお知らせしていた日程から変更がありましたので、御来場をお考えの方は気をつけくださいm(_ _)m)

夜想[蒼月白蛇/髑髏]展 





夜想[蒼月白蛇/髑髏]展 


★夜想蒼月白蛇展 2016年6月9日[木]〜6月27日[月]
相場るい児が夜想と髑髏をテーマに道具を作り続けている。
道具でありながらアート、アートでありながら日常の中にも居住まいをもてる道具という貌をもっている。(今野裕一)

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相場るい児/髑髏茶碗「蒼月白蛇」

★夜想髑髏展/茶屋編 2016年6月17日[金]〜6月27日[月]
髑髏テーマの作品を見ながら髑髏茶セットを楽しめる秘密めいた茶室です。
お楽しみに!

[Artist]
相場るい児
多賀新
建石修志
中川多理
フジイフランソワ
丸岡和吾
山本直彰

*丸岡和吾の作品は6月17日[金]より展示いたします。


[柳橋髑髏茶会]

6月17日[金] start13:00
6月18日[土] start13:00
6月25日[土] start13:00
6月26日[日] start13:00
★6/17(金)は中村美梢(草月流)、相場るい児、今野裕一(夜想編集長)が在廊する「花髑髏茶会」です。

詳細はこちら→http://www.yaso-peyotl.com/archives/2016/04/sougetsu.html





※京都/髑髏展で展示した作品から2点をパラボリカ・ビス茶室で御覧頂けます。
同時開催の「セーラー服__少年と少女の風景」と合わせてお楽しみください。

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「兎の胞依を纏う子(髑髏.ver)Ⅶ」


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