Kostnice-blog

中川多理 Tari Nakagawa 【球体関節人形&人形写真】

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「人形寫眞文庫 槙宮サイ」



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シリーズもついに第5集、「人形寫眞文庫 槙宮サイ」(平安工房)版元様より献本頂きました。
サイさん、デザイナーの小林絵美さん、平安工房さん、完成おめでとうございます!

重厚な濃グレーの表紙から鮮烈な雪の情景に始まり、たおやかに繰り返される人形達の遊戯。
サイさん御手製の花弁の栞が、まるで頁その物から剥がれ落ちてきたかの様にはらりと落ちて、
現実と夢の境にはっとさせられる美しい仕掛けにも溜息…
(※栞付きはパラボリカ・ビス限定)

書店販売はまだ先ですが、パラボリカ・ビスにて出版記念展
アートラッシュにて特典付き先行販売が行われています。
お近くの方は是非。サイさんの世界に浸ってください。

槙宮サイさんのHPはこちら→


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【天翔る歓喜のいやさか】




マリアの心臓・人形展覧会 【天翔ける歓喜のいやさか】


 ~ 東京・渋谷で数多のお人形をご覧に入れ、2011年に惜しまれつつ閉館した
 「人形博物館・マリアの心臓」が、京都・大原の地にて復活を遂げます。
 
 日本人形、西洋アンティークドール、現代作家人形。
 人形屋佐吉が37年に渡り、魂を注いで蒐集してきた美しいお人形たち。
 そのお人形たちが最も輝きを放てる場所を求めて四年、
 東に三千院、西に寂光院という、古都でも有数の神聖な地に降り立ちました。
 
 21世紀の喧噪を忘れさせてくれる古来の空気のなか、
 古都の歴史と伝統の風を感じながら、
百花繚乱人形の世界を心ゆくまでご堪能ください。 ~

(マリアの心臓 新ウェブサイトより http://www.mariacuore.jp/ )


2015年 4月25日(土)〜 5月17日(日) 休館日なし
※会期が変更となりました。お間違えの無いよう御確認ください※

午後12時 〜 午後6時(入場は5時まで)
観覧料 800円(税込)

《出展人形と作家》
天野可淡 木村龍 恋月姫
小山哲生 中川多理 中里絵魯洲
三浦悦子 四谷シモン

明治期市松人形 大正期市松人形 昭和期市松人形
抱き人形 三折人形 御所人形 文楽人形
江戸末期浄瑠璃人形の首 からくり人形
明治期抱き人形 大正期・昭和期市松人形

平田郷陽 光龍斎 永徳斎 天狗久

A・T ブリュ ジュモー
スタイナー ゴーチェ シュミット
シモンハルビック アーモンドマルセル

《出展画家》

合田佐和子 吉田キミコ 横井まい子

ほか人形屋佐吉名作コレクション




2011年に渋谷マリアの心臓、昨年は人形屋佐吉札幌店を惜しまれつつ閉館された
人形屋佐吉さまが、京都・大原の地にて新たな人形の館を甦らせます。

展覧会は4月11日から。

沢山のお人形達と共に、私の人形も
人形屋佐吉さま邸から京都に向けて大移動中だそうです。

鳩山会館でお披露目した杏子やミリアムなど
(あともしかしたら、初めてマリアの心臓に出展した時の少女アリスも居る…のかな?)
この辺りの作品は今だとあまり見る機会がないので
私も会場に伺うのがとても楽しみです。

皆さまどうぞ御予定を組んで、古都京都まで遊びにいらしてください。


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「ミリアム」 大正ロマン人形展覧會(鳩山会館)出展

ビブリオマニアさん



年明けから始まった、名古屋各所お人形ツアー
中川多理「 散聚ーー散りそして集る人と人がたーー 」


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音楽&薬草bar Scivias (スキヴィアス)さんでの展示は4/11までとなりまして、
次は「『バカの壁』の壁」などでマニアックな注目を集めるBiblioMania (ビブリオマニア)さんへ巡回します。

最近、四畳半のサロンスペースも出来たそうです。
名古屋近隣の皆さま、ぜひお立ち寄りください。

詳細はこちら。



【これからの展示】

★2015年4月15日[水]~5月14日[木]
■展覧会 会場:BiblioMania (ビブリオマニア)
■月水木金 15:00~20:00/土 13:00〜20:00/火日祝休業
■名古屋市中区錦2-13-24 先伏見地下街 ■TEL: 052-253-5882 map
地上からは青く塗られた地下への入り口が目印/地下からは地下鉄伏見駅東改札
http://bibliomania-books.com/


『田舎医者』の少年に寄せて


先日、倉知可英さまダンスパフォーマンス(カフカ「田舎医者」より)内で
産まれ立てで大役を果たした少年は、現在パラボリカ・ビスショウウィンドウにて
「雑種」の羊猫と共にベッドに横たわっています。

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「田舎医者」をテーマに制作をするのは三度目になります。
老医者と女中ローザとの関係に注目して制作した前回から、再度原作に立ち返り
お腹に薔薇の傷のある少年と、そこに投影された(かもしれない)カフカの心情を想像しながら
制作を進めていきました。



*

*


  友人ブロートに手紙で診断の結果を伝えたあと、つづいてカフカは述べている。

  「例の『田舎医者』の中の薔薇の花を覚えているかい?」

  血のこびりついた傷口の描写のあと、さらにつぎのように書かれていた。

  「脇腹に咲いた薔薇色の花がおまえのいのち取り」

  カフカはあきらかに友人の励ましよりも、自作の予見性を信頼していた。



  (『断食芸人』の読者のために-池内紀
        白水Uブックス『断食芸人』訳者あとがきより)

*

*


『田舎医者』執筆後、同年二度の喀血により
カフカは「二つの肺にまたがる結核」と診断されています。


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少年の脇腹に咲いた薔薇(ローザ)色の傷には、女性器のイメージと
肺病により喀血したカフカの病のイメージを重ねています。

テンペラで薔薇の花びらから喀血の形へと変化する描写を乗せました。

少年の容貌は微かに、カフカの容貌を乗せ
漆黒の髪に灰色の瞳(途中から滲むような薔薇色に変化させています)、特徴的な尖った耳、
痩せぎすで骨ばった体躯に仕上げていきました。

(彩色途中、前回制作したローザの面影が立ち上ってきて
 これは予想外で面白い変化で戸惑いました。)


『カフカを読む、カフカを謡う、カフカを想う カフカ トリビュートPart4 』
~5/11までパラボリカ・ビスにて開催中、森村泰昌氏まで参加という
有り得ないほど豪華な展示となっています。

皆さまの御来場をお待ちしております。




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『カフカを読む、カフカを謡う、カフカを想う カフカ トリビュートPart4 』
yaso カフカプロジェクト

まだハプスブルグ家のプラハが色濃く残っている20世紀初頭に燃やしてくれという言葉と裏腹に残されたカフカのノート群。そしてそこに書かれた文章。未完と言われるが、もしかしたらその形態のまま表現形式として成立していたのかもしれない。という仮説。カフカの小説とはどんな形式を妄想したのだろうか。21世紀。カフカへの身体的アプローチがカフカの可能性を、表現者の可能性を拡張させてくれるに違いない。
カフカはまだ未開拓だ。

2015年3月7日[土]~5月11日[月]
■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
(イベントの際は異なる場合もございます。予めご了承ください。)
■入場料:500円(開催中の展覧会共通)
■展覧会 会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 
■TEL: 03-5835-1180 

http://www.yaso-peyotl.com/archives/2015/05/_part4.html

同時期開催:
●『シュヴァンクマイエル・作品&トリビュート展/プラハの憂鬱・ルドルフ二世へのレクイエム』





☆また、『人形寫眞文庫第2集 中川多理』でお世話になりました平安工房さまから
待望の『人形寫眞文庫第5集 槙宮サイ』が間もなく刊行されます。

4/17-5/11にパラボリカ・ビスにて出版記念展が開催予定ですので
こちらも楽しみです!

槙宮サイさんのHPはこちら→

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☆パラボリカ・ビス/スタッフ急募!

ギャラリー「パラボリカ・ビス」ではスタッフを募集しております。

*

パラボリカ・ビスは雑誌『夜想』がディレクションするスペースです。

雑誌『夜想』がブローアップして形になったり
アネックスとして新しい展開をしたり
作っていく私たちも毎回のサプライズを体験しています。

ここから何かが生まれているそんなことが実感できる場所です。

雑誌『夜想』についてはこちらをご覧ください。

スタッフ募集の詳細はこちらから>>






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