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中川多理 Tari Nakagawa 【球体関節人形&人形写真】

匣と人形と

菊地商會さま作、和人形のための白の和匣が仕上がり
画像を送って頂きました。

hakoiti.jpg
(白い匣に納まった苺が可愛いです。やっぱり白似合う。)

自宅で撮った画像を見返すと、上目遣いに見上げているものが多かったので
展示で見られる表情はちょっと新鮮かもしれません。


hakoitima.jpg
(いちまは茶の匣に。和人形独特の貫禄ある。)

今回の匣は、事前に今野さんが人形達に合わせて発注をしてくださったのですが
自分で頼むと、ぴっちり人形を匣の中に納めるだろうな、と
外に少しはみ出している感じが、面白いなと思いました。

++

現在、パラボリカ・ビスでは
よしえだ製作所「色々々(イロイロイロ)-青白緑-」
Box Art EXHIBITION 「箱の中の詩学」
黒田武志「言語の音楽/文字のオルゴール」、が同時開催中です。


よしえださんの大きな爬虫類&海洋生物作品が圧巻でした。
あみぐるみへの認識が大きく変わりました。



黒田武志さんの観客参加型のインタラクティブな作品は
最近のビスでの展示では珍しいかもしれません。




私は学生時代に、現代美術を専攻していて
卒業制作では、人形を箱に納めたインスタレーションを制作したのですが

映像等による相互参加型の作品は、
いかに素通りさせずに、観客に興味を持ってもらうか
いわゆるつかみの部分も必要になってくるのですが

(同じ専攻の先輩に明和電機さんが居り、その辺りが非常に巧みで
 皆で追いつけ追い越せ、な指標でありました。)


人形には元々、インタラクティブな要素が在り
その異様さ不気味さ故に、観客の目を惹きつけずにはいられない
そうして触れて一緒に遊ぶこともできる、
オブジェとしても玩具としても特異な存在、

そういった所に可能性を感じて、人形を使うことを選択したのでした。

また、箱に納めることで
視線をそこに集中させるといった作用も期待して。

その後、人形そのものの奥深さにとらわれて
人形本体を作る方に嵌って行きましたが

今回の箱と、映像と、人形たちの展示を見ていて
そんな当時の心境を思い出しました。



Box Art EXHIBITION 「箱の中の詩学」のパートは、正直
あれだけのレベルの高い作品があの数で並ぶと
とても一回では咀嚼できません。

いくつかとても好きな箱があり、その中に入り込んでぼー。。っとしてたので
全部確認できていない気がします。

会期ももうまもなく終了ですが(~11/26まで)
御時間のある方は何度でも足を運んで頂きたいです。


tibi.jpg

(予定では、このサイズのちび和人形はしばらくお休みなので
 この子達にもぜひ会いにいらしてください。

 また今後の予定は随時更新していきたいと思います。)


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