Kostnice-blog

中川多理 Tari Nakagawa 【球体関節人形&人形写真】

カフカに纏わるお人形


ギリギリになりましたが、今回参加する展示の詳細です。



Lhiannan:Shee 衣裳&アクセサリー展「Robe de Plumes. 」

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Lhiannan:Sheeが、これまでに製作してきた舞台衣裳、人形衣裳を中心に展示します。

2014年7月4日[金]〜7月28日[月]
■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
(イベントの際は異なる場合もございます。予めご了承ください。)
■入場料:500円
■展覧会 会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 ■TEL: 03-5835-1180 map

Special Collaboration

★Lhiannan:Shee×倉知可英
舞台衣裳でコラボレーションしてきた倉知可英が
Lhiannan:Sheeの新作衣裳で新作ダンスを披露!

7月4日[金] Start 19:30/7月5日[土] Start 17:00
●料金:各日 前売2,000円/当日2,500円

ご予約はパラボリカ・ビスまで
お電話:03-5835-1180
Online Shop:こちらからご予約ください>>

★Lhiannan:Shee×中川多理
Lhiannan:Sheeの衣裳を着た中川多理の新作の人形を展示します!


(パラボリカ・ビス詳細頁より)
http://www.yaso-peyotl.com/archives/2014/07/1407lhiannanshee.html




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いつもお人形の衣装でお世話になっているLhiannan:Sheeさんの個展に
今度は逆に、私の方からお人形で協力させて頂くことになりました。

7月のパラボリカ・ビスは同時開催の
「カフカを読む、カフカを謡う、カフカを想う/カフカ トリビュートPart3」
http://www.yaso-peyotl.com/archives/2014/07/kafka_part3.html
こちらの展示と合わせてカフカ月間となります。

私はカフカの短編「田舎医者」より、
医者と共に、不条理な運命に翻弄される女中のローザを制作しました。

Lhiannan:Sheeさんは私のローザの衣装と、
4日&5日のダンスでローザを演じる倉知可英さんの衣装とで
「田舎医者」の世界を表現します。

(☆また、倉知さんのダンスパフォーマンス内でお人形が共演する模様です。
 興味をお持ちの方はぜひ、こちらのイベントにもお越しください。)

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「田舎医者」はカフカの中でも大好きなお話で、
以前にも「薔薇のような傷を持ってこの世に生まれてきた少年」を制作したのですが
(「Little creatures展」にて http://blog-imgs-57-origin.fc2.com/k/o/s/kostnice/DSC_5033.jpg

あれはマケットのようなものだったので、その後何度かお話を読み込み
また山村浩二さんのアニメーション「田舎医者」を繰り返し見ているうちに
少し違った視点で再挑戦したいなと思っていたので
今回その機会を頂き、楽しく制作させて頂きました。


kf2.jpg
(制作中。ローザ。)



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もう一体、同じくカフカの「雑種」という短編に出てくる生き物を制作しました。

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(制作中。後頭部。)

私の持っている「カフカ短編集」(池内紀訳 岩波文庫)が
「田舎医者」から「雑種」へと並びで載っていて、

カフカはその死に際して
自作の一切を焼き捨てるよう友人マックス・ブロートに頼んだのですが
(勿論ブロートはその約束は守らなかったのですが)
そのカフカがささやかな選集をもし残していたら…と
そんな想像をしながら池内氏によって編まれたこの短編集が心に残っていて
今回はそこからの2編を選んでみました。

+

どちらも、(また他のカフカのお話の全てがそうとも言えますが)
一見不条理でありながらカフカ自身の実生活や生き方に非常に強く根差し
そこから着想された物語なのだという事が読み込むにつれてわかります。

その辺りも興味もお持ちの方は
「カフカの生涯」(池内紀 白水uブックス)を合わせて読むとより楽しめるかと。
何故今カフカなのか、また最終的にカフカの側に感情移入してしまう様な方には、特におすすめです。


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☆展示の模様はまた追ってお知らせしていきたいと思います。






カフカ短篇集 (岩波文庫)カフカ短篇集 (岩波文庫)
(1987/01/16)
カフカ

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カフカの生涯 (白水Uブックス)カフカの生涯 (白水Uブックス)
(2010/06/29)
池内 紀

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●ひとまず、おすすめ。前述の本達。



ノート〈1〉万里の長城―カフカ・コレクション (白水uブックス)ノート〈1〉万里の長城―カフカ・コレクション (白水uブックス)
(2006/09)
フランツ カフカ

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●こちらはブロート版編集ではなく、カフカ・ノートからそのままの形の「雑種」が載っていて
読み比べるとまた違った印象を受けます。これを読んで、この生き物を制作してみようと思いました。

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